【01.Moonlight night ~月夜の晩だよ~】冒頭の英語はリンリンですよね?
何かが始まりそうな雰囲気をこれでもかと醸し出してくれる。
聴き進めていくと裏声…なんていうの?w この声の出し方w
それと、「舞う」の音のリフレインしまくりな感じ。
どこか異世界に連れて行かれるような気分です。
そうだなー個人的には、この音の作り方と「ドレス」「鎧」という単語から、
何となく宮殿みたいな舞台をこの曲にいつも重ね合わせてますね。
ツアーの冒頭曲になるのかなぁ。
重厚で、かつワクワクを感じさせてくれる作りになるんでしょうね。
とにかく、娘。のアルバム1曲目にハズレなし!
今回も素晴らしい走り出しです。
【02.気まぐれプリンセス】おなじみの41stシングル。すっかり気分の上がってくる曲となりました。
あ、そうか、さぼは1曲目に前述の通り宮殿っぽいイメージを持ったので、
2曲目に、実際PVで宮殿だった気まプリがくるとものすごくしっくりハマります。
あぁやっぱりカメの存在感がデカいよなぁ。この曲。
カメはもっと前で使われるべきだと思うんだ。
今回のアルバムではかなり前に出してもらってると思うけど…
【03.元気ピカッピカッ!】元気ソング来ましたー!
こういうのを待ってましたねー。きっと。
ツアータイトルにもなっているし、この曲が一番最初に解禁されました。
シングルイベの会場でもかかってましたね。
娘。みんなで歌う「元気な歌」「明るさ弾ける歌」。
何かアルバムじゃ久々じゃないですか?
娘。らしさが詰まるのってこういう歌だと思うんですよね。
もちろん歌唱力をみせつける聴かせる曲だってすごく好きだけど、
ツアーでみんなが弾けた笑顔を見せてくれる曲だって想像がつきます。
【04.涙ッチ】赤チンしか想像できないとかいってごめんなさい。
とんでもない。いや、何だろうかこのメッセージ性のある曲!
説教クサイっちゃそうなのかもしれないけど、
娘。ってこういう曲は今までになかったですよね。
歌詞もだし、メロディーもそう。
思いっきり泥臭い青春ソング。
ありがちなんだけど、娘。になかった。それだけでも新鮮。
「ガキの頃みたく まっすぐに」って言葉を娘。から聴くのは不思議な気がするw
ガッツンガッツン攻めてくる感じがね。
あと、ライブではガキさんがセリフをどんだけ熱く言ってくれるかだなw
最後の方の、カメと誰だろう? の、WOW WOW~ って響きがすごく好き。
【05.女が目立って なぜイケナイ】いや、実はサボの中ではこの曲の評価って高くなかったんですよ。
まぁシングルってだけでみると路線がずーっとこんな感じだったし、
PVも目新しくないし、結局愛れな体制だし。
ところがそれがアルバムの中でこの位置に収まると、
すごく流れがイイ。不思議。
前の曲のともすれば男っぽい泥臭さから一転して女の子のホンネ。
そういうギャップすらあるのにねー。
【06.大きい瞳】ピコピコラブリーな曲ってどんなんやねんって思ってたんだけど、
フタを開けてみたら何なのこの曲! すごくいいじゃない!
6期3人の声がぎゅっと詰まった曲。
それなのにさゆの声は加工されまくりwww なんでwww
れいなの声がすとんとカタチの中に収まっていて、
単純に考えたられいなの声って目立ちがちなんだけど、
いい意味でまとまりが出てるって思う。
それにしてもこの曲のカメの破壊力はすごいね。
1番Bメロ然り、大サビ明けのサビの「こんなに誰か思うの 初めてね WOW」のところ。
いやーここの声の抜き方が抜群にイイ。
気まプリの時にも似たようなこと感じたなぁ。
【07.あの日に戻りたい】待ちに待ちすぎましたいよいよの愛ガキ曲。
期待に違わぬ、二人の声にバッチリ合った楽曲だと思います。
AメロBメロの音の低さって、この二人じゃないと出せないよね。
たぶん他のメンバーじゃ歌いこなせないだろうなぁ。
そういう意味でもこの曲が彼女たちのためにある感じがする。
お互いでハモリ・コーラスやってると思うんだけど、
もちろんユニゾンを含めて、本当に声の相性がいいんだなって思う。
デナショの時にもさんざん言ってるけどw
この二人が、オトナの女性の心を歌うって言うのも何か感慨深い。
そしてその世界に合う歌唱力を身につけているってことも。
ほんの少し昔でもこんな歌い方は出来なかっただろうなぁ。
そりゃ、リハを見てた他メンだって涙するよ。
きっとすごい入り込んで歌ってくれるんだよ。ライブで期待しないわけがないよね。
【08.なんちゃって恋愛】で、そのあとに40thシングルのこの曲。
ようやく小春の歌声も登場です。気まプリじゃよくわかんないしね。
今回のアルバムって、シングルの配置が本当に絶妙で、
単発で聴くとちょっと聴き飽きた感のある曲たちも自然と入り込んでくる。
【09.大阪 美味いねん】出たー問題作www
ラジオで聴いたときはいったいナニゴトだよwww と思ったけどw
改めて聴いてみてもリンリンがなんかイエイイエイ言ってるしやっぱりなんなのw
リンリンってこういう歌い方も出来るんですなー。
なんていうの? ぶつけるみたいな感じの。
ジュン子の
川`・_o・)<なぁ姉ちゃん 茶ぁ飲めへん?
の言い方が面白いwwww
愛佳はセリフをどう言ってくるのかなぁ…w
【10.Loving you forever】落差が激しすぎるわけですが超・正統派ラブソング。
この曲になんだか初期の娘。を感じるんですよね。
いや、自分は4thアルバムからしか聴き込んでないんですけど、
3rdまでの曲ってこういう雰囲気が多いイメージです。
アルバム全体の印象として初期に近いってイメージ抱く人は、
この曲からそれを感じ取るんじゃないかなぁって思うんです。
サビの1番にリンリンの、2番にジュンジュンの長めのパートがあって、
それぞれの良さがすごく出てるんですよね。
特にリンリンは、ついにアルバムでその声の伸びが載ったかぁ…という感じ。
(雨ふら除く)
ツアーの終盤、オーラスとかに組み込まれたら、千秋楽には泣く自信がある!w
【11.しょうがない 夢追い人】夢追い人のイントロってこんなに良かったのか………
と再認識させられる。やっぱりアルバム内でのシングル配置はすごいね。
音の厚さがすごいのね。当時は何かあんまり気づかなかった。
良曲揃いのアルバムにあって終盤に配置されても全く色褪せない。
それどころか、この位置に置かれるからこそ存在感があると思う。
いやー、このアルバムはシャッフルでは聴けないな…
【12.雨の降らない星では愛せないだろう?(中国語Ver.)】都合2度目のこの曲の収録。音源としてはデモ版含め3種類目ですね。
イントロがアコギになりました。
途端に雰囲気が変わるのね。このアレンジすごく好きです。
個人的には日本語Ver.よりも中国語Ver.の方が好きだなぁ。
歌の意味は日本語Ver.聴いてるからよくわかってるし、
日本語の中に大サビで中国語が混ざるとかよりも、
中国語だけですんなり行った方が何かスマートな感じだからかも。
つまりは、日本語Ver.あっての中国語Ver.だけどw
コーラスに入ってる各メンバーがとても丁寧にコーラスしてるのが伝わるんだよなぁ。
前ツアーのハーフバージョンの時もそう思ったけど。
【雑感】想像の遙か上を行く良曲群。
いやー驚いた。素敵なアルバムを届けてくれてありがとう。
もともと、前作「プラチナ 9 DISC」が、その前のツアーで先行発表した曲が多くて、
全員曲が少ない・愛ガキれな偏重という部分でもマイナスポイントが多かっただけに、
モーニング娘。名義の曲が増えるだろうということで期待してたんだけど、
びっくり箱的にいろんな音が出てきたり、元気そのものだったり、
泥臭い新しい一面だったり、初期を彷彿とさせる正統派だったり、
娘。が出来るいろんなことが詰め込まれてるように思う。
声に合わせて振り分けたら偶然期ごとに分かれたという今回のユニット曲も、
5期の二人は歌唱力と世界観を、6期の3人は今までありそうでなかった同期のまとまりを歌で見せてくれた。
ただまぁ、8期の曲はとんでもなく浮いたなぁ。
グルジャン的な立ち位置を期待したのかもしれないんだけど、ちょっと路線がずれたというか。
明日からツアーが始まりますが、どの曲がどう配置されるかとか楽しみだなー。
雨ふらは今回は入らないんじゃないかな。ずーっとやってるしなぁ。